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コラム

大和川ピクチャーダイアリーズ

 

『大和川水紀行』の著者・藤岡正氏が、このたび、写真展『新大和川 柏原から堺へ』を無事終了された。
この写真展は、大和川流域の歴史をたんねんに追いかけてきた藤岡氏の、現時点における集大成とも言えるのだろう。
付け替えから300年を超えた大和川の水流は、人間の歴史の歩みとともに流れてきた、いわば人工の川である。水によって活かされている人間は、自分たちが生きてゆくために、長い年月をかけて、川を作り上げてもいったのだ。藤岡氏の写真をつぶさに眺めていくと、そのことをはっきりと確認できる。
藤岡氏が著書『大和川水紀行』において、大和川の水質汚染を報告し、大和川のみならず世界中の清流がよみがえることを願うのは、それが人間の暮らしの根幹であるからであろう。
写真展は、大和川の広報活動のようなもので、ある意味ボランティアだと藤岡氏がおっしゃったのが、私にはなんとも印象的であった。
藤岡氏の御好意により写真を数点だけお借りしてきた。どうぞ、ごらんになってください。
ここにアップしてある写真の著作権は藤岡氏にあります。

こいのぼり

 

大和川のお渡り

 

釣人ふたり

 

河口

 

藤岡正氏の著作

『大和川水紀行』

 

2004/11/19

 

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